バイオディーゼル100%で開催される野外音楽フェス『頂ーITADAKIー』に行ってきました!子連れでも楽しめるフェスの内容をレポート!

エネルギー

6月1〜2日に静岡県吉田町の県営吉田公園で開催された、野外音楽フェス『頂ーITADAKIー』に行ってきました!

 

イベントページ→頂ーITADAKIー2019

 

この『頂ーITADAKIー』は音響や照明、出店テントの電気など、会場内のすべての電力をバイオディーゼル発電でまかなって運営されています。

 

みんなで持ち寄った廃油から電気を作り、その電気でアーティストが音楽を鳴らし、
その音楽をみんなで聴くのが頂 -ITADAKI-の楽しみ方!

参照:100%BIO DIESEL POWERED

 

「なんていいイベントなんや!行ってみたい!!」

ということで、行ってきました!

 

感想は、、、

 

 

「頂ーITADAKIー、最高!!!!!!」

 

です。

 

では、最高な理由を以下に書いていきたいと思います。

 

自分たちが楽しむための電気は自分たちでつくる!

仕事としての視察がメインですが、家族サービスもついでにしてしまおう!ということで子供も連れて静岡まで車で行ってきました。

道中、上郷サービスエリアにて

途中のサービスエリアでの休憩も含めて、4時間ほどで到着しましたよ!

長かったけど渋滞もなく、子供もうまいこと寝てくれて快適に運転できました。

グズられたら車内はかなりカオスな状態になりますからね(笑)

 

まず、会場に入るゲートの手前にこんな感じで使用済み油の回収所があって、持ってきた人はここで油を渡します。

タープがカッコいい!

500mlにつきステッカーが一枚もらえます!

また、ゲートオープン時には先着順で“廃油ファストパス”がもらえて優先的に会場に入れるという特典付き!

「せっかく油を持ってきてくれたお客さんに感謝の気持ちを伝えたい」という主催者さんの想いが込められたこのサービス。

オープン時には長蛇の列ができる中、人よりも先に入れるという、えも言われぬ優越感を味わえる粋なはからいですね!

みなさん、来年以降、頂に行く時はぜひ油を持っていきましょう!!

 

さて、ここで業務的な話を。

この頂で使用するバイオディーゼルは静岡油化工業株式会社さんが回収を担当。

精製は、愛知県に本社のあるガステックサービス株式会社さんが担当し、最新のクリーンディーゼル車にも使用可能な超高品質なバイオディーゼル(ReSELリーゼル)に精製。

このReSELリーゼルであることを条件に建設機械レンタルの大手、株式会社アクティオさんが発電機を用意して、運営されています!

当日は回収所の横に静岡油化さんのトラックが停まってました!

もちろんこのトラックもバイオディーゼルで走ってましたよ!

 

そして、会場内にはいろんなところにこうやってバイオディーゼルで発電している発電機が置いてありました!

超クリーンなReSELリーゼルなだけあって排気はうちのバイオディーゼルよりも天ぷら油臭くなくて、本当にかすかに香るくらい。

「あぁ、うちも早く蒸留装置欲しい(´Д` )」

ってなりました(笑)

普通は裏の方に隠しておいてある発電機がこうやって目立つようにおいてあって、しかも、それは自分たちが持って来た油で動いているので、「今、楽しんでいるこのフェスは自分たちで作り上げてるんだ!」と感じることができるようになってました!

 

 

とことんエコ!

さてさて、そうして油を渡して入場ゲートを通って会場に入ると、メインエリアは人でごった返してました。

この日は天気も良くて最高に気持ちよかったです!

今思うと野外フェス、人生初でした。

完全にお祭りですね!

楽しい!!

そして、会場の雰囲気と流れる音楽で体が勝手に揺れちゃいます(笑)

 

着いたのがお昼前だったので、まずは腹ごしらえ!ということで飲食店ブースにごはんを買い求めに行きました。

 

この頂では、飲食店の食器はリユースのデポジット制(料理購入時に食器分の代金も払って、食べ終わったあと洗って返すと100円が戻ってくるという仕組み)で、

合わせて、マイ食器マイボトルの持参を呼びかけていて、

さらには、会場内にはゴミ箱を置いていません!

とにかくゴミを出さないように工夫して努力されていました!

 

これだけの規模のイベントでそういう取り組みを徹底してされていて、しかも、お客さん側もしっかり実践している、ただただ純粋に素敵なフェスだと感じました。

 

ついでに言うと、音楽フェスなのでお客さんの年代は結構若め。

おそらく20代30代くらいがメイン客層。

そういう若い世代が自分たちが楽しむためにこういうエコな活動をサラッとやっている。

「やっぱりこういうカタチが理想だよなぁ」としみじみ思いました。

 

それともう一つ、とってもステキな取り組みが、『キャンドルタイム』と呼ばれるもの。

http://www.itadaki-bbb.com/2019/itadaki-times/1008

日暮れから夜に移り変わる時間、会場内のすべての電気を消して、ステージのキャンドルとお客さんの持つキャンドルの灯りだけで楽しむ、というもの。

スピーカーを通さない生の音とキャンドルの灯りだけの幻想的な空間の中、電気のありがたみとか本物の炎の良さとかを感じれる時間なんだろうなぁ。

私たちが到着した時は絶賛設営中でした。

今回は予定の都合上その時間までいれませんでしたが、いつかは見てみたいです。

 

キッズエリアが充実!

バイオディーゼルやエコといったこと以外にも頂ーITADAKIーにはいろいろ特徴があって、その一つが、お子さん連れでも楽しめるように“キッズエリア”が充実していること!

 

会場である吉田公園の既存の遊具はもちろん、

http://www.itadaki-bbb.com/2019/information/itadaki-guide

 

たくさんのボールとそれを転がして遊べるレールが木で組まれていたり、

 

アルプスの少女ハイジみたいな大きなブランコがあったり、

 

アウトドアブランドTHE NORTH FACEのボルダリング体験コーナーがあったり、

 

他にも、竹の水鉄砲作りのワークショップやキャンドルタイムで使うろうそく作りのワークショップがあったりと、とにかく子どもを飽きさせない、子ども連れでも楽しめるような配慮がされていました!

 

あと、会場内はメインエリア、キッズエリアともに全面芝生なので転んでも安心。

うちの娘も含めて、はだしで走り回ってる子も結構いました!

 

ただ、子どもが遊ぶのに夢中になりすぎてお目当てのアーティストの出番の時にスッと聞きに行かせてもらえないというデメリットもありましたが(^^;;)笑

 

 

音楽のパワー!

そして何より、「やっぱ音楽っていいな」って思いました。

この日は天気も良くて、それだけでも気持ちいいのに、そこにプロの生の音楽と歌声が響いてる。

そら最高やろ!!

大して知ってるアーティストとか好きなアーティストが出てるわけではなかったですけど、周りがみんなめっちゃ楽しんでるのにつられて、必然的に楽しい気分になっちゃいますよね!(´∀`)

 

もちろんお目当ての人もいて、

妻は学生時代にジャパレゲ(ジャパニーズレゲエ)にハマってた時に大好きだった“PUSHIM”を生で見れるのを楽しみにしていました!

PUSHIMは15:00〜

泣きぐずる長男を抱っこしながらも、間近で生のPUSHIMを観れて感動してはりました!

 

 

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. . . . 頂フェス🗻☀️ 静岡に来ました〜😍 . ステージ音響やら、電気は全部バイオディーゼルで発電していて✨ . 参加者は油を持参して提供♬ . こんなフェス、もっとあればいいなぁと😍 夢膨らませられました💕 . こどもたちも遊ぶところがいっぱいあって✨ めっちゃ楽しんでました〜😍 . . . 個人的には MIGHTY CROWN HOME GROWN PUSHIM カムバック青春すぎてやばかったーー🤣💓 興奮したーーー! . PUSHIMの I pray が心に沁みすぎて、泣きそうになりました。笑 . 同じ曲でも、学生の頃に聴いたのと、結婚して出産して聴くのとでは、また全然違って😭 感動でした🥺 . 音楽って素晴らしい。 . 長岡亮介 様は夜だったので断念🥺😫 . みんな楽しめて、大満足なフェスでした☺️❣️ . . #こどもと暮らす #こどものいる暮らし #頂フェス #バイオディーゼル #エコ #静岡 #青春 #感動 #バイオディーゼル発電

Takara Hashimotoさん(@ta.ka.ra)がシェアした投稿 –

 

その感想が聞けて私も大満足!笑

 

 

それと、会場全体の『音楽が好き!音楽を楽しんでる!』っていうめっちゃポジティブなエネルギーの強さと音楽が生み出す一体感をものすごく感じました。

 

そのポジティブなエネルギーによってバイオディーゼルとかリユース食器とかのエコな活動が行われてることへの感動もデカかったです。

 

“未来に愛を”感じました。

最後に、主催者さんがこのイベントに込めた想いを。

ー前略ー

未来に愛を。
私たちの未来、こどもたちの未来、 地球の未来、 全ての未来を、
愛を持って前向きに想像/創造していこうという意味が込められています。

ー中略ー

2011年以降、僕たちの生活がどれだけ不安定なものに支えられていたのか、一人ひとりが実感したはずです。建物に守られず、野外で思いっきり遊ぶと、雨や風の中で人間はどれだけ弱い存在か思い知らされます。こういったことを、真正面から言えば、説教臭くて聞いてられないですが、野外フェスの楽しさというオブラートに包み、ちょっとだけでも体験として学んでもらえるとうれしいなぁと思います。

参照:野外フェスはメディアである。 だとしたら、頂は何を伝えているのか?

 

これにめちゃくちゃ共感しました。

 

“2011年”ていうのはもちろん東日本大地震のこと。

自分もそれをきっかけにエネルギーについていろいろ考えるようになったので。。。

ただ私は当初、「このままじゃ自分たちの生活も地球環境も持続していかない!なんとしてでも環境負荷の少ないエネルギーに切り替えて、未来の子どもたちに住みやすい地球を残してあげなければ!!」

みたいな正義感を振りかざして自然エネルギーや再生可能エネルギーを広めようとしていました。

 

でも最近つくづく、そんな正義感の押し付けや説教じみた言葉では人を動かせない、動いたとしてもそれは継続的なものにはならない、と感じるようになりました。

仕事にしても何にしてもやっぱり、楽しい!とか、面白い!とか、そういうプラスのエネルギーじゃないと続かないですよね。

そのことを頂の関係者のみなさんは初めから感じていて、その表現として“頂ーITADAKIー”をずっと開催されているんだな、と思うと敬意の念しか出てきません。

 

ちなみに、この二日間のイベントで使用するバイオディーゼルはおよそ3000L超。

その燃料を精製するために毎年、事前回収と当日回収あわせて4000Lの使用済み食用油を回収されてます。

「もし4000L集まらなかったら次の年はしない!」という強い覚悟でやっておられます。

主催者さんの心意気、カッコいいです!!

このバイオディーゼル3000Lで発電できる電力は一般家庭1軒で換算すると約2年分!∑(゚Д゚)

おそらく4年前くらいの自分がこれを聞いたら、

「そんな大量に電力を使用するイベントなんてやらなければいい。」

と言ってると思います。笑

 

でも今は、そうやってみんなが楽しむことも環境問題と同じくらいめちゃくちゃ大切だと思ってるので、「だったら自分たちが楽しむための電気は自分たちでつくろう!」という頂のコンセプトが心に突き刺さったんです。

 

 

まとめ

冒頭でも書きましたが、頂ーITADAKIーは最高でした!

 

理由は、

  • 使用済み油持参で“自分たちが楽しむための電気を自分たちでつくって”いたから
  • リユース食器やマイ食器マイボトルなどゴミを出さない工夫で“とことんエコ!”にフェスが運営されていたから
  • 子連れでも楽しめるように“キッズエリアが充実”していたから
  • 『音楽が好き!音楽を楽しんでる!』っていうめっちゃポジティブなエネルギーを生み出す“音楽のパワー”を感じれたから
  • むやみやたらと振りかざす正義感ではなく、“未来に愛を”持って、地球を丸ごとつつみ込むような優しさを感じたから

です!

 

 

そんな“頂”にならって私の今後のテーマは、『エコを楽しむ!』です。

 

バイオディーゼルはもちろん、それに限らずいろんな自然エネルギーや再生可能エネルギーを選択すること、はたまた、無農薬野菜やオーガニック食品、環境負荷の少ない製品の購入といったエコな活動全てを誰でもが、『楽しんでやる!楽しいからやる!』という社会をつくっていきたいです。

 

その入り口、第一歩として、地元でも『頂ーITADAKIー』みたいなイベントがしたいなぁ、そんな想いがふつふつと今、湧いてきております!

まずは地元で開催されてるイベントとコラボするところから始めれたらなぁ、と思っております。

 

やっぱこれくらい笑顔がはじけるような楽しいことじゃないと持続不可能やろ!!

 

 

以上、バイオディーゼル100%で運営される野外音楽フェス『頂ーITADAKIー』のレポートでした!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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