バイオディーゼル燃料精製装置の設置工事完了!精製方法をざっくりと説明するよ!!

エネルギー

2018年11月13日、バイオディーゼル燃料精製装置の設置工事を行いました。

 

前回の搬入に引き続き、油藤商事青山さん、湯浅さん、イーレップ薮内さんの3人がお越しくださり、工事を行いました。

 

各機器間の燃料が通る配管を組んでいくのがメインの工事なのですが、これは普段の業務のガス配管と要領は同じなので、私もお手伝いさせてもらいました!

 

今後の管理とかメンテナンスのためにもしっかり構造を把握しとかないといけないので、そのためにも湯浅さんについて配管組みの助手をしてました。

 

皆さんの段取りが良かったおかげで工事は無事1日で終了。

 

これで一応、いつでもバイオディーゼルを作れる体制が整いました!

 

なので、今日は少しだけバイオディーゼル燃料の精製フローをご紹介します!

 

 

燃料精製のフローを紹介

まずは準備段階として、写真一番手前にある白い1tのタンクに集めた廃食油を入れておきます。

 

エステル交換反応:廃食油+メタノール+水酸化カリウム

それを精製装置の一次タンクに入れ、そこに、事前に反応タンクで混合させておいたメタノールと水酸化カリウムを入れ、混ぜます。

 

ここで、青山さんいわく、ちょっとポイントがあってメタノールとカリウムを入れる前に、廃食油を温めておくといいそう。

 

冷たいコーヒーには砂糖が溶けにくく、温かいコーヒーだと溶けやすいのと同じ原理だそう。

 

単純なことですが、これをすることで反応が良くなるとのこと。

 

そして反応後、タンク下部からグリセリンを取り出します。

 

その後、①の配管を通って静置タンク①に移し一晩静置。

 

一晩たったら少なからずまたグリセリンが沈殿しているので、もう一度下部から取り出します。

 

温水洗浄→粗バイオディーゼル

そして②の配管を通して精製装置の二次タンクに入れます。

 

ここで温水洗浄をして燃料内の不純物を水で洗い流し、またまたタンク下部から取り出します。

 

そこから、さらに加温して燃料内の水分を蒸発させて、③の配管を通ってタンク②に入れます。

 

ちなみに、ここまでの状態の燃料を業界では“粗バイオディーゼル”と呼びます。

 

そして、十分に冷めたら緑のバルブから出ているチューブを通って、お次はエリオンドライ洗浄システムに入ります。

 

エリオンドライ洗浄システムによる不純物除去

ポンプで0.5L/分程度〜早くても1L/分以内くらいの流速で筒型の洗浄システムの上から下に向かって燃料を通過させます。

 

この筒の中に専用のメディア(砂状の物質)が入っていて、それを通る間に燃料内に残った不純物を除去するという仕組みです。

エリオンクリーナーによる静電気除去

 

エリオンドライを通ったあと、最終の完成品タンクに入ります。

 

そのタンクとエリオンクリーナー内を循環させ、エリオンドライでは除去しきれなかった超微細な不純物を1万ボルトの高圧静電気で除去します。

 

不純物自体がプラスかマイナスに帯電しているので、その性質を利用してプラスはマイナスの電極に、マイナスはプラスの電極にくっつけて取り除くという仕組み。

 

青山さん直伝のこのイーレップの浄化システムがあれば、かなり高純度な燃料に精製できます。

 

他にもいろんなノウハウを伝授してもらっていて、ほんとこの青山さんのGIVEの精神は見習わなきゃなと思います。

 

今、一番身近で尊敬していて、追いつきたい男の背中です。

 

ここがスタートライン!

かなりざっくりですが、精製方法はだいたいこんな感じです。

 

“細かいところは実際に作りながら、自分がいいと思う方法をいろいろ試してみて”ということなので、いろいろやってみて、橋本燃料オリジナルのバイオディーゼルを作っていきたいと思います。

 

とにもかくにも、工事が完了してホッと一安心。

 

でも、これがゴールじゃなくてスタートライン!

 

次はいよいよ試運転で、廃食油がたまったら実際に装置を動かして燃料を精製します!

 

やることはまだまだたくさんあります!

 

しっかりと気を引き締めなおして、ここから全力で走っていきたいと思います。

 

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